2026年8月20日
おくすり手帳

歯の治療前に確認したい!お薬手帳が安全な治療を守る理由

「お薬手帳は内科や病院には持っていくけど、歯医者に持っていくの?」と思われる方も多いのではないでしょうか。実は、歯科治療においてもお薬手帳はとても重要な役割を果たしています。

今回は、歯科治療にも役立つお薬手帳についてご紹介します。

 

歯医者にお薬手帳って必要?

歯科定期検診

歯の治療では、麻酔を使ったり、抗生物質や痛み止めを処方したりすることがあります。その際、現在飲んでいるお薬との飲み合わせや、アレルギーの有無を事前に確認することが、安全な治療のために欠かせないのです。

 

お薬手帳が特に大切なケース

おくすり手帳

血液をサラサラにするお薬を飲んでいる場合

心臓の病気や脳梗塞の予防のために、血液が固まりにくくなるお薬を服用している方がいます。このようなお薬を飲んでいると、抜歯や外科処置のあとに出血が止まりにくくなることがあります。歯科医師が事前に把握することで、処置の方法や注意点を適切に調整することができます。

 

骨粗しょう症のお薬を飲んでいる場合

骨を強くするためのお薬を長期間服用している方は、抜歯などの処置後に「顎の骨の壊死」という合併症が起きる可能性があることが知られています。頻度は高くありませんが、リスクを把握したうえで治療計画を立てることが大切です。

 

糖尿病のお薬を飲んでいる場合

糖尿病と歯周病には深い関係があります。当院の院長は日本糖尿病協会の登録医でもあり、全身の健康と歯の健康をあわせて考えながら治療にあたっています。糖尿病のお薬を服用している方は、感染リスクや治癒の遅れについても考慮が必要なため、情報の共有がとても大切です。

 

アレルギーのある方

過去に薬でアレルギーを起こしたことがある方は、同じ成分が含まれる薬が処方されないよう、事前に伝えておく必要があります。お薬手帳にはアレルギー情報も記録できるので、ぜひ活用してください。

 

お薬手帳がない場合はどうすればいい?

お薬手帳がない場合

手帳が手元にない場合でも、飲んでいるお薬の名前や種類をメモしてきていただくだけで助かります。また、薬局でもらう説明書を持参いただいても確認できます。

最近は、スマートフォンのアプリでお薬手帳を管理できる「電子お薬手帳」も普及しています。紙の手帳と同様に歯科でも活用できますので、ぜひご利用ください。

 

まとめ

今回は、歯科治療にも役立つお薬手帳についてご紹介しました。安全な治療を受けるために、いつも通っている歯科でも「かかりつけ医」として情報を共有しましょう。

こじまデンタルクリニックでは、患者さまお一人おひとりのお口の状態だけでなく、お体の状態もあわせて把握したうえで、安全で丁寧な治療を心がけています。どんなお薬を飲んでいるかという情報は、安心して治療を受けていただくための大切な材料です。

気になることは、遠慮なくご相談ください。皆さまが安心して通える歯科医院でありたいと思っています。

 

以下のコラムもあわせてご覧ください。

Leave a Comment

CAPTCHA